歯の被せ物（デンタルクラウン）の種類、施術について

Dental Designs Clinic Singapore

02 Apr, 2025

被せ物(クラウン)とは？

被せ物（クラウン）とは、歯が大きく損傷した際に、形や機能を補うために装着される人工の歯のことです。大きな虫歯の治療後や歯が割れた場合、根管治療を受けた歯の補強や審美的な改善が必要な場合に製作します。

被せ物(クラウン)の目的

弱くなった歯が折れてしまうのを防ぐため（例：根管治療後）。
摩耗したり割れたりした歯の修復のため
歯の構造が十分に残っていない場合に、被せ物で歯の全体を覆い補強するため
ブリッジを固定するため
インプラントをカバーするため。
変色した歯や変形した歯の審美性を改善する為

被せ物(クラウン)をする利点

歯の機能を回復する被せ物は、損傷した歯や弱くなった歯の機能を回復させ、不快感や困難を感じることなく、快適に食事をしたり会話ができるようにします。
弱くなった歯を守る被せ物は、根管治療などの処置後に歯がひび割れたり、腐食したり、弱くなるのを防ぐものとして機能します。
歯の構造を強化することで、それ以上損傷が大きくなるのを防ぎます。耐久性があり長持ちするセラミック、ジルコニア、金属合金などの丈夫な素材で作られた被せ物は、日常的な摩耗に耐えられるよう設計されています。
適切なケアを行えば、10～15年、あるいはそれ以上もつこともあります。
歯並びを維持する損傷した歯の隙間を被せ物で埋めることで、隣接する歯がずれてきてしまうのを防ぎ、噛み合わせを保つことができます。
自信を高める被せ物を使用すれば、歯が保護され、笑顔が自然で健康的に見えるので、笑顔に自身がもてたり、快適に会話や食事を楽しむことができます。
口腔の健康を増進する特に歯の神経を取る根管治療を行った歯は、強度が著しく低下します。
そのままでは割れるリスクが高いため、被せ物で補強します。
被せ物は、損傷した部分を覆い、歯を補強してくれ、虫歯や感染症などのさらなる歯の問題のリスクを軽減します。

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被せ物(クラウン)の種類

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ポーセレンクラウン

審美性に優れ、天然の歯によく似ています。自然な外観のため、前歯によく使用されます。

PFMクラウン

金属のフレームにセラミックを築盛焼成した2層構造のかぶせ物です。金属の強度、セラミックの審美性、これらの長所を融合したもので、前歯にも奥歯にも使用されます。

ジルコニアクラウン

耐久性と自然な見た目で知られるジルコニアクラウンは、奥歯に十分な強度があり、前歯にも使用されることが多い審美性に優れたものです。

金属クラウン（金または合金）

これらの金属クラウンは耐久性が高く長持ちするため、噛む力が強くかかる奥歯に最適です。
ただし、審美的な理由で選択されることはあまりありません。

仮歯

アクリルまたは複合材料で作られており、永久歯冠が作られるまでの短期的な解決策として使用されます。

被せ物の費用

ポーセレンクラウンは、審美性に優れ最も人気のある被せ物の 1 つです。
ゴールドクラウンなどの歯科治療の費用は、通院する歯科医院によって異ななります。
ポーセレンクラウンの費用は通常、次のような要因によって決まります。

材料の品質: フルポーセリンクラウンの価格は、PFMポーセレンクラウンよりも高価。

手順の複雑さ: 根管治療や歯肉整形などの追加治療により、全体的なコストが増加する可能性がある。
歯の位置: 前歯の被せ物は、既存の歯の構造にしっかりと調和しながら自然な外観を実現するために精密な作業が必要で、奥歯の被せ物よりも費用がかかる。
製作されるクラウンの数: 単体のセラミッククラウンであれば数時間以内に製作できますが、数本にわたる被せ物は製作に時間がかかります。同様に、レイヤータイプの被せ物も製作に時間がかかります。

被せ物(クラウン)治療の過程

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1) 初回相談

歯科医師による歯を検査を受け、X線写真撮影、被せ物に最適な材料について話し合います。

2) 歯の準備

損傷した歯は、被せ物を被せるスペースを作るために形を変えられます。必要に応じて、歯を補強するために詰め物をします。

3) 型取り(印象採得)

デジタルな方法で歯の型取りをして、それを使用してカスタムクラウンを設計します。

4) 仮歯の装着

当日クラウン/従来のクラウンの場合、クラウンが作られている間に歯を保護するための仮歯が装着されます。

5) 被せ物の装着

クラウンが完成したら、慎重に装着、調整し、歯科用セメントで歯に接着します。

デンタルデザインクリニックでは、当日クラウンをご提供しており、これらすべての工程を1日で完了することが可能です。当院では、被せ物製作の全工程で完全にデジタル化された CAD/CAM システムを使用しています。
これにより、治療当日または翌日に被せ物を準備してすることができます。

従来の被せ物の治療方法と比べ、このシステムが使えることで長い待ち時間、歯型、一時的な修復、複数回の通院が不要になります。

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【Dental Designs Clinicのデンタルクラウン治療の特徴】

デンタルデザインクリニックでは、即日クラウンと院内の歯科技工ラボに、最新の歯科テクノロジーを活用した複数の機器が導入されています。これには、ミリングマシン、プレス機、3Dプリンターなどが含まれます。

ミリングマシンは、セラミックのブロックからクラウンの形を正確に削り出します。プレス機は、セラミックインゴットを熱と圧力で成形し、強度の高いクラウンを製作します。そして3Dプリンターにより、精密かつ正確な模型をスピーディーに作成することが可能になり、全体の工程がより効率的になります。

この技術により精密さと正確性が保証され、天然の歯とシームレスに調和する被せ物の装着が実現します。被せ物の治療は用途が広く、欠損歯の修復や交換、変形歯、インプラントのカバーなど、さまざまな歯の問題に対処するために使用できます。前歯に使用する場合でも奥歯に使用する場合でも、歯冠は周囲の天然歯と調和し、自然な外観になるように設計されています。

クラウンには、ノルウェーやスウェーデンで採掘される天然の長石由来の純セラミックを使用しており、耐久性と自然な見た目の両方を実現しています。

こちらをクリックして、当院のビデオツアーをご覧ください: https://www.dentaldesigns.com.sg/en-sg/video/dental-designs-clinic-clinic-tou

歯科技工所について詳しくはこちらをクリックしてください: https://www.dentaldesigns.com.sg/en-sg/house-dental-laboratory

被せ物(クラウン)のお手入れ

被せものの寿命を延ばすには、柔らかい毛の歯ブラシと研磨剤の入っていない歯磨き粉を使って毎日歯を磨き、フロスで歯間を清潔に保ちましょう。

ひび割れや損傷を防ぐために、氷やペンなどの硬いものを噛まないようにし、定期的に歯科医を受診して、専門器具を使ったスケーリングやなどの処置や専門的なクリーニングを受けましょう。

歯ぎしりをする人は、被せ物とお口全体の健康を守るためにナイトガードの使用を検討してください。

【最後に】

最後に被せ物(クラウン)の治療は多くの選択肢がありますが、材質によって汚れがつきやすいもの、清掃が容易なもの、耐久性に優れるものなど様々です。

最適な選択ができるように当院の歯科医師がお手伝いしますので、お悩みのことがありましたらご相談ください。